先日の日曜日は矯正の専門医の先生に診療室を預けて、
歯周病指導医の先生の講演会を受講してまいりました。
歯周病治療をきちんと行うことが、歯の健康、
そして、追加したインプラントの健康を守ることにつながります。
実験的に歯周病を起こさせてみるとどうなるか?
左は天然歯、右はインプラントの組織切片です。
歯の場合左の赤い部分に示される
結合組織という生態のバリアが細菌の骨への進入をくい止めています。
それに比べて、右のインプラントの場合
矢印部分のように、骨への進入が示されています。
しっかり咬める画期的なインプラント治療も
基本的な歯周病治療と完成後のメンテナンスが良くなければ、
不安定な状態になることはあまり知られていません。
今回の講演会を受講し、改めて、
わたしたちは歯周病治療を通じて、歯とインプラントを末永く快適に保てるよう、
お手伝いさせて頂こうと決意を強くしました。
川口