歯周病
歯周病1

症例1 中高年層の歯周炎

治療前
治療後
左のように進行した歯ぐきの状態(重度歯周病)でも、わたくしたち専門チームにお任せ頂ければ、かなりの歯を守ることができます!
歯周病2思春期での歯ぐきの出血見逃したら大変!

症例2 若年層の歯周炎

思春期の歯ぐきからの出血は痛みもなく進行しますが、実は、成人後の重度歯周病進行の予告です。この時期にしっかりしたホームケアと定期検診の習慣を身につけることが、一生涯の歯の長持ちに大きく寄与します。
歯周病について

歯周病とは

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の疾患です。お口の中にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。歯と歯肉の境目(歯肉溝)のお手入れが行き届かないままでいると、それらの細菌が停滞し歯肉のまわりが炎症を帯びて赤くなったり、腫れたりします。出血もしやすくなります。その時は痛みがほとんどありませんが、細菌自体が増殖し、さらに、その細菌が組織を侵す攻撃力が強まり、歯周病が進行します。病状が進行するにつれて、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯がぐらついてきて、最終的には歯がグラグラと支えを失い、抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

歯周病の治療方法 ~スケーリングとルートプレーニング~

スケーリングとは、スケーラーという器具を使用し、歯面に沈着したプラーク、歯石、そのほかの歯面沈着物を機械的に除去することをいいます。また、歯石を取ったあとのザラザラした歯の表面を平らにすることを「ルートプレーニング」といい、この2つが歯周病の基本治療になります。
歯茎の健康を守るためには

ブラッシングは

歯周病の原因は歯垢=歯周病菌です。そのため歯垢をためない、増やさない、取り除くことが基本です。そのためにはまず、ご自分の歯並びに合った正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。歯の表面を歯垢のないツルツルで清潔な状態にキープしておくことが何より大切です。川口歯科医院では歯茎の健康を守るために、患者様一人一人のお口の状態に最適なブラッシング方法の指導を行っています。

定期検診

歯周病が進行してしまうと、最悪の場合、外科処置による治療しか方法がありません。やはり何といっても、健康な歯ぐきの維持には、定期的なメンテナンスが不可欠です。川口歯科医院では、患者様一人一人の歯茎の健康状態に応じて、3~4ヵ月毎の、定期健診をご提案しております。定期的なメンテンスと予防処置によっていつまでも健康な歯を保ちましょう。